終りに見た街は何度も映像化されており、2024年は大泉洋さん主演でドラマが放送されます。
山田太一さんの小説は完結しているので、終りに見た街が気になっている方のために最終回の結末ネタバレと、なぜ清水一家はタイムトラベルしてしまったのかをまとめてみました。
この物語で重要な人物であるクリーニング屋の将校についての考察も紹介していきます。
<<この記事で分かること>>
- 終りに見た街ネタバレ最終回結末
- 終りに見た街なぜタイムトラベルした?
- 終りに見た街クリーニング屋の将校は?
- 終りに見た街考察を紹介!
終りに見た街の最終回結末が気になる人はぜひご覧ください
終りに見た街の結末をネタバレをしちゃいます!
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終りに見た街ネタバレ最終回結末
終りに見た街最終回結末ネタバレは、東京大空襲を受けた清水要治が手を失う大けがをしながら目を覚ますと、タイムトラベル前の東京が空襲を受けていた光景を目にしました。
終わりに見た街のネタバレですが、最終回結末では周辺に住んでいる人々に空襲から逃げてもらおうと行動をおこしていた要治は、行方不明だった新也との言い争い中に落ちるはずのない場所で空襲にあってしまいます。
気を失った要治が目を覚ますと、手が無くなっていました。
大けがをしながら辺りを見た要治が見た光景は昭和19年ではなく、現代の東京が終わった光景でした。
タイムトラベル前の東京が空襲にあったの!?
要治が東京が終わった光景を見て亡くなったところで、終わりに見た街が最終回を迎えます。
終りに見た街なぜタイムトラベルした?
終りに見た街はなぜタイムトラベルしたかというと、話の中で原因は明かされていません。
終りに見た街はなぜタイムトラベルしたかというと、話の中で原因は明かされていませんが、原作者の山田太一さんが戦争の恐ろしさを人々に伝えるために清水一家をタイムトラベルさせたと考えられます。
昭和20年に終戦の日を迎え、戦争を放棄している日本ですが憲法9条の改正が度々議論されています。
日本国憲法第9条は戦争を放棄すること、戦力を持たないこと、交戦権を否認すること定めています。
今平和に暮らしている私達に向け、山田太一さんがいつ戦争が起こるか分からないことと戦争の恐ろしさを伝えるために終わりに見た街で平和に暮らしていた清水一家をタイムトラベルさせたのではないでしょうか。
世界のどこかでは今も戦争で苦しんでいる人がたくさんいるもんね…
終わりに見た街でタイムトラベルするのを見てから、戦争はもう二度としたくないと改めて感じたよ…
終りに見た街クリーニング屋の将校は?
終りに見た街クリーニング屋の将校はどんな人かというと、清水一家がタイムトラベルした際に怪しんで清水一家を調べたり追い回したりします。
終わりに見た街のクリーニング屋の将校は清水一家がタイムトラベルしてきた際、兵隊を連れて清水一家を調査しに来ます。
清水一家はどうにかしてその場を切り抜けて、夜に家を燃やして逃げ出します。
しかし、クリーニング屋の将校はしつこく清水一家を追いかけてきます。
川崎から立川へ逃げた清水一家を調べて追いかけてくる将校すごくない!?
兵 | 下士官 | 将校 |
軍隊の階級は、大きく分類すると一番低いのが兵、次に下士官、最後に将校となっておりクリーニング屋の将校は有能だったので階級も高かったのでしょう。
さすが将校!でもしつこいよ~
要治がこの時代の人々に東京大空襲の事を伝えよう行動をおこしていると、クリーニング屋の将校に会いけがを負わせられてしまいます。
戦争中はマスコミは本当の事を報道させてもらえず、人々も思想・行動の自由を制限されていました。
クリーニング屋の将校は、そんな戦争中の行動を制限させられていた生活をよりリアルに感じさせてくる存在です。
表現の自由が保障されている今の生活とは全然違うよね…
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終りに見た街ネタバレ最終回結末のまとめ
<<終りに見た街ネタバレ最終回結末のまとめ>>
・終りに見た街ネタバレ最終回結末は、東京大空襲を受けた要治がタイムトラベル前の東京が空襲を受けていた光景を目にして驚きながら亡くなります。
・終りに見た街はなぜタイムトラベルしたかというと話の中では原因は明かされていないが山田太一さんが戦争の恐ろしさを人々に伝えるためにタイムトラベルさせたと考えられる。
・終りに見た街のクリーニング屋の将校は清水一家を追い回し、戦争中の行動を制限させられていた生活をよりリアルに感じさせてくる存在。
終わりに見た街を見ると戦争は二度としてはいけないことだと改めて感じさせられます。
戦争について深く考えさせられる終わりに見た街を皆さん是非見てみてください!